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HSプレイヤーから見たshadowverse

hearthstone(以下HS)の記事を書こうかと思っていたら、なんだか見覚えがあるデジタルTCGのshadowverse(以下SV)がついにリリースされました。というわけで一応βからちょっと触っていた私がその話をしたいと思います。

共通の話題ならば用語はHSを基準として、SVの用語は()で補足することにします。どっちかの話題ならばそのゲームの用語を使います。

あと、わりと用語とかカード名とか適当に覚えてるので間違ってたらごめんなさい。


比較して同じ要素と異なる要素を箇条書きしていきます。

同じ要素
  1. おおまかなルールと基本能力
  2.  カード
  3. ダストとクラフト
  4. スキン、カードバック
  5. デイリークエスト
異なる要素
  1. 先手後手のアドバンテージ
  2. 進化、アミュレット、ヒロパ、武器
  3. カード性能
  4. 世界観
  5. イラスト、会社
では、同じ要素の解説から

1、おおまかなルールと基本能力
ミニオン(フォロワー)や呪文(スペル)を駆使してライフポイントを削り合うゲームである(大抵のTCGはそうです)。他には

ターンが変わってもミニオンのダメージが回復しない
ミニオンミニオンに直接攻撃できる、エモート(メッセージ)がある
フィールドギミックがある(タッチorクリックで盤外でエフェクトが出る)
初手の要らないカードを戻してその枚数分引くというマリガン
ミニオン召喚時等にエフェクトやボイスがある等

基本能力は
断末魔(ラストワード)
雄叫び(ファンファーレ)
突撃(疾走)
挑発(守護)
隠れ身(潜伏)

また、HSのカードの効果に酷似した効果を持つカードもたくさんあります。ミニオンならエドウィンやナイフジャグラー、ラグナロス等。スペルならとどめの一撃や狩人の狙い、旋風剣、退散等。

つまりゲームの大枠はHSと同じと言って過言ではないので、HSプレイヤーがSVを始めるのは簡単です。逆も同様なので、SVプレイヤーのかたもデジタルTCGに興味持ったのならHSをぜひやってみてくださいね。

2、カード
絵の動かない普通のカードと絵の動くゴールデン(プレミアム)カード。

レアリティは下から順に
コモン(ブロンズレア)
レア(シルバーレア)
エピック(ゴールドレア)
レジェンド(レジェンド)

ここらへんは名前を変えただけで同じです。しかし、SVのレジェンドは他のレアリティ同様基本上限の3枚まで積めますが、HSのレジェンドは1枚さすことしかできません。

3、ダストとクラフト
カードを砕くなどしてダスト(エーテル)を手に入れて、それを使いカードをクラフト(生成)する。現実のカードゲームで言うなら、ダストというカード専用通貨でカードを売り買いできるって感じですかね。

異なる点はレートの差(プレミアム1枚の売値≠普通1枚の買値)とプレミアムカードは生成できないという点です。HSならばゴールデンカードは生成可能です


4、スキン、カードバック
HSには同じクラスでもヒーローを違うキャラ(メディヴやカドガーなど)に変えるのスキン、カードの背面を着せ替えできるカードバックがあります。
それと同様なものがSVにも実装されるということが公表されています。

5、デイリークエスト
クエスト(ミッション)はHSなら1日1つ定時に追加で最大3つストックでき、SVなら最初に3つあり各ミッションクリアの24時間後に追加される。
パックの値段は100G(100ルピ)。クエストは主に40Gか60Gで稀に100Gや1パック。ミッションはあまりまだ日が経ってないので全部は把握してないですが10ルピ30ルピ50ルピ1パックを確認しています。
ちなみにパックはHSでは5枚入り、SVでは8枚入りです。




では次に異なる要素

1、先手後手のアドバンテージ
HSでは初手が先手3枚後手4枚+コイン(使ったターンだけ1マナプラスする0マナ呪文)
SVでは初手が先手後手で同じ3枚。そしてEPという進化に使うポイントが先手2後手3。

HSはアリーナで基本的に後攻がコインで盤面を握るという構図です。対しSVは4ターン目の最速進化(進化については後述)で進化時効果込みで盤面を取り返すという構図です(進化時効果持ちは4マナに多く、ストーリーで配られるため所持率も高い)

2、進化、アミュレット、ヒロパ、武器等
前述のEPを使ってフォロワーを進化させることができるのがHSとSVの大きな違い。
大抵のフォロワーは進化すると+2/+2して擬似的な疾走(出したターンでもフォロワーにのみ攻撃できる)を得る。たまに+1/+1して進化時の効果を発揮するフォロワーもいる(3点火力やバウンス等)。
ちなみに元々疾走を持っている場合や前のターンに出していた場合は進化してリーダーを攻撃することも可能です。

アミュレットもHSにはない要素。mtgでいうエンチャント、遊戯王でいう永続魔法のようなもの。場にある間なんらかの効果を発揮するものもあれば、カウントダウンが0になって墓地にいったときに効果を発揮するものもある。後者をメインにして戦うビショップはHSにはないデッキタイプだと言えるでしょう。

対してヒロパと武器と秘策はSVにはない要素。
ヒロパがないことにより、マリガンしても2マナ以下とれなかったときは無抵抗で攻撃を受けるしかなく、HSよりつらいです。またping(1点ダメージ)を出しにくく、ヘルス1残しのトレードがHSより大きく働く印象を持ちました。
武器はカードパワーあるのでなかなか実装しにくそうですよね。ところでエルフのやつは弓矢持ってるけど、あれは飾りなんでしょうか?
秘策は遊戯王でいう罠カードで、発動条件を満たせば勝手に発動してくれるものです。スタックやチェーンという概念がなく、相手ターンに何もできないゲームですが、秘策という罠で相手にプレッシャーを与えることができます。デッキに採用されるような秘策は各3種類あるかといった具合ですが、デッキ外からカードを持ってくるカードもあるので、その読み合いは面白い要素とも言えるでしょう。

あと中立(ニュートラル)に属するのがミニオンだけなのがHS、フォロワーとスペルどっちも存在するのがSV。

3、カード性能
HSとSVのカードを見比べたというより、SVのカードを見たときの感想みたいなものです。

A、バニラのステータス
1マナ1/2、2マナ2/2、3マナ2/3、4マナ4/3
みたいな感じでSVはHSよりステータスが低めです。ライフが20だからなんでしょうね。


B、ランダム要素

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このカードは前述したSV版ナイフジャグラーです。Aの通りと言うべきか、ナイフジャグラーよりマナコストが1大きい3となっています。
しかし、それよりも大きな違いがあります。それはフォロワーにしかダメージが飛ばないことです。
ここらへんはよく考えたのかなと思います。HSで「ナイフジャグラーで鬼軍曹倒せれば盤面とれる状況でフェイス(リーダー本体のこと)にダメージが飛んでしまった」みたいなことありますよね。これがSVではなくなったということです。
つまりこういう時にストレスの原因となるランダム要素をHSに比べて削っているということです。

SVにはHSに比べてサーチカードが多い気がします。といってもデッキのある特徴を持ったカードの中からランダムにサーチするという仕様ですが。ファンファーレでデッキからサーチというと、なにか遊戯王に近いものを感じますね。

HSにはデッキ外からカードをランダムに手札に加えるカードや発見(あるカードの集合から3つがランダムで選択され、その中から1枚を選択して手札に加える)のようにデッキ外からカードをとってこれるカードが存在します。
またヨグサロンやその下僕のような魔法の対象やらをすべてランダム(何の魔法を発動するかすらも)にして発動する効果もあり、ランダム要素をよく採用している気もします。
SVにはそのようデッキ外からランダムでカードを手にいれるようなカードはないようです。なんというかとことんランダム要素を減らしていますね。

ちなみに前述したSV版ラグナロスは

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こいつも見ればわかる通りに、攻撃はできるし、フォロワーにしかダメージが飛ばないし、死ね!虫けら!とも言いませんし、ラグナロスとは言えないとは思います。ラグナロスの長所も失われているともお思いでしょう。そこで次のCの話に繋がります。

C、火力の矛先
ラグナロスの長所としてフェイスに8点ダメージを飛ばせるというものがあります。盤面が空ならば擬似的な8点火力呪文のような働きをします。8点というのはライフの約1/4のダメージでこれで勝利を決めるということも多々あります。
しかし、アークサモナーエラスムスはフォロワーにしか飛ばせないので、あくまでもこのカードの役割は盤面に対する火力でしかありません。

またSVの対象をとる火力は基本的にフォロワーのみを対象にしているものが多いです。

比べてHSはファイヤーボールや腹裂き、強打、魂の炎等の基本的にキャラクター(フェイスとミニオンを合わせた集合のこと)を対象にしている呪文が多く、それを勝ち筋にしているデッキもあります。
ちなみにHSでもミニオンのみを対象にしている火力はありますが、よほど低マナ域かつマナに対して除去性能が高い(死角からの一撃やフレイムキャノン)か除去以外にも役割がある(自然の怒り)かでないと採用されにくい印象があります。

D、確定除去
HSに確定除去ってわりと少ないんですよね。暗殺やクトゥーンの刃、捻れし冥界、必殺の一矢くらいなものでしょう。上に挙げたカードはすべてクラス専用カードです。
しかし、SVには共通カードに5マナでフォロワーかアミュレットの確定除去スペルがあり、またクラス専用で5マナでフォロワー確定除去にプラスで1枚のアドバンテージが付く(1/1、2/2、1ドロー等)カードもあるんですよね。
そしてなにより捻れし冥界と同じ効果を持ったカードが6マナで存在するというところに驚きです。
それに加えてパワー5以上を対象の大物ハンターみたいなのがいるんですが、6マナ4/3隠密と非常にハイスペックです。進化すれば大抵の4マナフォロワーもパワー5以上になるので、大物ハンターよりも使いやすいことは明白です。


4、世界観
正直、SVの世界観があまり理解できません。

HSは「プレイヤーが酒場に来てhearthstoneというカードゲームをやる」という設定というのはやればすぐにわかるでしょう。

しかし、SVではそういう描写はありません。
またストーリーモードでキャラ同士戦うわけですが、その戦う手段がカードゲームである必然性をあまり感じません。言うなればカードゲームの部分を格闘ゲームに変えてもシミュレーションゲームに変えてもゲームとしては成り立つ構成となっています。

前述しましたが、アリサが持っている弓は何のためにあるのかもわかりません。カードゲームなんかしてないで矢で敵を倒せばいいではないのかと思ってしまいます。

HSでもストーリーモードのようなもの(内容は全く違うものですが)としてアドベンチャーがあります。それは特別なNPCと戦うわけですが、それは酒場のおやじがNPC側としてプレイしてくれているイメージなのかと思っています。


5、イラスト、会社
HSはBlizzard Entertainmentという海外の会社のゲームで、カードの元ネタはWorld of Warcraft(略称WoW)というMMORPGです。

対してSVはCygames という日本の会社のゲームで、カードの元ネタは神撃のバハムート(略称神バハ)というソシャゲだそうです

ネトゲに詳しい人ならWoWは知っているでしょうが、正直日本での知名度という点では神バハのほうが勝るでしょう。また日本のオタク界隈で有名なグラブルにも神バハのキャラが出張していますので、キャラの知名度も神バハのほうが勝っているでしょう。

また会社もCygamesは日本のオタクでは知らない人がいないのではと言えるくらいには旬なので、そこの新作というだけでHSに触れてない人がSVをプレイするというのをTLでよく見ました。

イラストは日本のオタクにはSVのが好まれるでしょうね。HSのイラストはバタ臭いという声をなんども聞きました。その人たちがSVを始めているということはそういうことでしょうね。
mtgのイラスト描いてる人がHSでも描いてるので、私はわりと馴染めたんですがね。

運営方法もSVは日本のソシャゲに近いもので、緊急メンテをしたら1パックプレゼントやミッション報酬2倍等をしています。HSでパックをプレゼントされるというのは基本的にないです。




ここらで比較は終わりです。まだまだ比較要素はあると思いますが、記事を閉じるためにここらで終わりとします。



最後にSVのこれからの展開等の予想(というよりただの疑問等)をします。

先日の発表の通り、(HSを見習ってというべきか)新カードの間隔はそこそこ長いようです。今の遊戯王みたいに毎月とかカード増やされて環境が定着する前に新しいテーマが台頭してくるという構図は疲れますからね。

予想できるSVでの課金要素というのはパックはもちろん(同レジェ3枚採用できるあたり露骨)ですが、スリーブとスキンにあると思っています。特にスキンです。
先日の発表で早速スキンが発表されましたが、カード同様神バハのキャラを使ってきました。サイゲはグラブルなりを見る限り自社ゲームとのコラボをよく実施するイメージです。グラブルなりデレマスなりのコラボというのはあり得ると思います。
はたしてスキンはいくらなんですかね。グラブルを倣うならば、複数パックにおまけでつけるということも考えられます。

ちなみにHSはスキンはいまだに5つのみ実装で現在購入できるのが3つ、過去に購入できたのが1つ、自社ゲームの実績(グラブルのデレマスコラボのようなやつです)で1つです。現在購入できるやつの値段は1200円です。これに倣うならば、1200円分のパックのおまけでつけるなんてこともあるのかもしれません。


現状のコンテンツがランク戦とフレンド戦しかないようなものなので、最初は飽きられませんがいずれ飽きられてしまいます。
発表の通り、HSでいう闘技場のようなモードが8月に実装予定です。2pickという名前から、闘技場の3択から2択に減らすんじゃないかとびくびくしていますが、さすがにそんなことはないですよね。
新カードはどうなるんでしょうか。グランドトーナメントのように大して強いカードがないか、はたまた旧神のように環境を変えるようなパワーがあるものなのか(もちろん環境が変わった一番の要素はスタン実装ですが)、わりと楽しみです。


これからのことはわかりませんが、少なくとも初動に関してはSVはうまくいったと言えるでしょう(うまくいきすぎているとも言えますね)





終わり。
この記事もリリース2日目くらいからゆっくり書いてましたが、気づいたら7月となっていました。7月といえばデレマス4thの当落、怖いですねー。

次の記事は先月(6月)に初めてHSでレジェになれたのが嬉しいよ、みたいな記事にしようかなと思っています。またはデレステのイベントの話だったり、映画ウォークラフトを見てきたよみたいな話だったり、好きなアニメの共通点の話だったり。
わりと書きたいことはあるんですが、どうも書く気分にならないものですね。しかも途中で飽きてしまうんですよね、実際この記事も途中で飽きています。こんな不完全な記事でも読んでくれている方がいるのであれば嬉しい限りです。